ビジネスモデル構築
ビジネスモデルとは?(ビジネスモデル構築の前に把握いただきたいこと)
ビジネスモデルの構造は実に簡単で、2つの要素で構成されています。
- 事業に関わるプレーヤー(顧客、自社、パートナーなど)
- プレーヤー間のお金と付加価値の流れ
- 具体的で現実的なペルソナを作成(シナリオ化)し、商品提案シナリオをより魅力的なものに昇華させます。
具体的にはこういう図で描かれます。
更に、その事業の可能性、つまり新規性や競合優位性なども全体としてわかるものになっている必要があります。
新規事業立ち上げとは、ビジネスモデル構築の仮説と検証の繰り返し作業と言い換えてもよく、事業計画書作成においても肝となるものであり、非常に重要な概念です。
これを常に頭の中において進める必要があります。
ビジネスモデル構築の肝
ビジネスモデル構築時に考えなければいけないのは、
- 顧客やパートナーを含んだ、各プレーヤーの関係性がWin-Winになっているか?
- 顧客に与える付加価値とその対価が明確になっているか?(⇒ サービスモデル立案)
このWin-Winの関係というのが曲者で、自分たちではそうなってると思っていても、相手から見るとそうではないケースが多く見られます。
ビジネスモデル構築後、一度冷静になるよう時間を置いて、相手の立場になり、「Want」「Should」「Can」という3つの視点からしっかり考えてみてください。
また、実際に図にするときのコツは、サービスモデルや製品・サービス構成図/仕様書と分けて書くことです。これらはビジネスモデルの一部ではありますが、一緒に書き込もうとすると煩雑になり、肝心のビジネスモデルがわかりにくくなりがちなので、注意が必要です。